ぷえまるの旅

今のところ海外旅行をまとめる日記的存在

オランダといえば風車?

2019年10月26日

 

オランダといえば、風車チューリップでしょうか

チューリップは時期的に期待できないけど、風車は見たい

 

昨日ケガをした足を見てみる・・・

太ももの1/3くらい内出血しとる・・・

腫れてるせいで、ズボンがきつい・・・

 

でも、オランダまで来て、痛いから観光しない~

なんてことは言ってられない

這いつくばってでもいろいろ経験したい

 

ここで役に立ったのが

湿布

ほんとに持ってきてよかった

アドレナリン湿布ロキソニンがあれば、痛みなんてなんのその(痛いけど

 

 

今日は、昨日行けなかったザーンセスカンスに行きます

ザーンセスカンスは風車で有名な地区です

 

まずは路面電車で中央駅まで移動

日本のバスや地下鉄は区間ごとに料金が決まっていますが

ヨーロッパは1時間券とか、24時間券とか、街の中心部からこの範囲は乗り換えし放題(パリが顕著)とか

そういうシステムが多いです

〇〇駅までいくらの切符買えばいいんだ~?と迷わないで済むのは便利

 

 

中央駅の2階にバス乗り場があるので、移動

ザーンセスカンス行のバス乗り場が、予め調べたネット情報と違いましたが、電光掲示板を見ればすぐに場所はわかります

Zaanse Schansって書いてあるしね

 

バスから見た景色の感想

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コピペを繰り返したような家が多いなぁ

デザインの同じ家が数百メートル続いたら、また別のデザインの家が数百メートル続くみたいな場所が多いです

建築会社が同じなのかな

 

 

40分くらいバスに揺られて、着きましたザーンセスカンス!!

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風が強い!!!!!

当たり前だけど!風車動かすんだから!

 

なかなか独特なにおいがします

製糖工場に似たにおいです

バイオマス関係の何かが近くにあるんでしょうか?

くさいってほど強いにおいじゃないですが

 

 

のどかで良い風景です

ちなみに風車の反対側はこちら

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なんっっっにも無い

 

風車小屋ではその動力を使って色々営まれています

多いのが製粉

あとは、染料工場とか

せっかくだから染料工場に入ってみました

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直径が人の1.5倍くらいの石車(?)が風の力だけで動いています

地響きのような、ゴゴゴゴゴバキバキバキバキと凄い音をたてながら動く姿は圧巻です

 

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御覧のようなでっかい歯車を咬み合わせて石車を動かしています

また、この歯車が理系心をくすぐりますね

さっきの、石車で染料を粉々にします

 

色んな顔料も紹介されています

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化学式まで書いてあるのが理系的にエモい

説明書ずっと読みふけりたくなります

 

 

風車の見学のあとは、周りを散策します

周りにはチョコレート屋、チーズ屋、木靴屋などがあります

風が強く寒かったのでホットチョコレートをいただきました

癒される~~

 

チーズ屋さんは30種類くらい試食できます

個人的には燻製チーズが好きです

ヤギ乳のチーズもトロッとした触感で、臭みも強くなく美味しいです

ただ、旅もまだ折り返し地点で

無事な状態で帰国できるか心配だったので、お土産には買いませんでした

 

 

あとは木靴屋さん!

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被写体っぽく写った方は、にこちゃんマークで隠します。ぼやけたり、顔が隠れている方は、風景の一部とします

 

オランダの職人さんは、この木靴で作業をする文化があったそうです

ちなみに、仕事をサボるという言葉がありますが、

サボるは元々、フランス語のsabotage(サボタージュ)の短縮で

sabotが木靴を表すフランス語です

つまり、お前サボってんじゃねーよ!って言葉は

お前木靴ってんじゃねーよ!の意ですね(?)

 

 

 

靴屋さんには、木靴の歴史や、木靴を作る機械が展示されています

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私は材料系の人間ですが、機械類を眺めるのも結構好きです

分析装置フェチだしね

 

 

さて、ザーンセスカンスから中央駅まで戻ります

アムステルダムでは食べてみたいものが沢山あります

まずは、このハーリング

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ハーリングニシンの塩漬けを少し醗酵させたものです

ぬちゃっとした触感コッペパンには合わない・・・

不味くはないです、日本酒と一緒に食べたいです

 

昔、シュールストレミングを食べたことがあるのですが

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ハーリングシュールストレミングから臭みを抜いて、塩味を減らした感じ

まぁ、ハーリングを超絶醗酵させたものがシュールストレミングですからね

 

 

続いて、中心街をお散歩!

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アムステルダムは南側から入ったので気づかなかったのですが

あぁ、これが大麻の臭いってやつか・・・

 

アムステルダム大麻が合法です

正確には合法ではなく、違法だけど処罰されないって感じらしいですが

中心街にはいたるところに大麻ショップがあります

 

あと、売春が合法です

したがって、街の中を歩いていると

 

服屋、服屋、大麻靴屋エロショップ、雑貨屋、カジノ、服屋、大麻

 

って感じの場所もあります(普通の場所もありますよ

 

 

あと、ヨーロッパは歩きたばこがめちゃくちゃ多いです

土日で人が多かったのも要因ですが、

石畳みの石と石の隙間はたばこの吸い殻で埋まってます

私、小さいころに喘息を患っていたのですが

10年ぶりくらいに、ひゅーひゅーなりましたww

タバコ大麻パンケーキの臭いが混ざりに混ざってカオスです

 

ドイツでは、目印となる大きな建物や観光地があったので、道に迷わないのですが

アムステルダムは迷います

似た建物が隙間なく建っていて、定期的に運河がある風景

これはこれで良い景色なのですが、似た風景が続くため、迷います

太陽の位置がわかれば、方角がわかるのですが、

いかんせん雲で太陽の位置がわからない

何度も迷いました、アムステルダム

 

 

ここで、とあることに気づきます

雲の位置低くね?

ドイツでもなんとなく感じていたのですが

オランダはやけ雲が低い

手が届きそうな錯覚に陥るほど低い

 

調べてみると、緯度が高いと気温が下がるため、雲が低空で形成されるようです

オランダの緯度は、北海道の北にある樺太よりも北です

北海道よりも北の北って北がゲシュタルト崩壊しますね

 

 

次の目的地はアンネフランクの家です

予約の時間まで余裕があるため、周りを散策します

すぐ近くに西教会があります

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この西教会は、アンネフランクの日記にも出てきます

中は改装中で入れませんでしたが

 

周りを見て回っていると

同性愛者のモニュメントと、そのお店がありました

オランダは同性結婚法がある国です

ゲイパレードも有名な国です

個人的に、同性結婚が「許されている」という書き方はしません

異性愛が偉いわけでもないのに、許すってどの立場からやねんと

ただ人間2人が愛し合っているだけのことに、他人が口出しすることでもないんじゃないかなーって思うタイプです

 

 

さて、アンネフランクの家を見学します

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内部は撮影禁止なので、写真はありません

お祭り騒ぎや楽しむタイプの場所ではないですからね、当然

 

隠れ家での生活が始まった経緯

隠れ家での肩身の狭い生活

その終わりと、アウシュビッツでの悲惨な生活

戦争後の話など

かなり詳しく説明を聞けます

日本語の音声ガイドもあるので、わかりやすいです

 

実際に使われた隠れ家の内部も見学できます

当時の家具などは全て処分されたそうで、何も残ってないですが、

キッチンやトイレはそのままです

 

月並みな感想ですが、大変そう、辛そうと思う箇所が多いです

その中でも、個人的に印象に残ったのは

・アンネの父「私と娘は仲が良いと思っていましたが、アンネの日記からは違う一面や本心が書いてありました。世の親の多くは子のことを本当の意味で理解できていないのではないでしょうか」

アンネの日記「私は将来、記者か小説家になっているのかなぁ」

 

 

 

 

話は打って変わって、お待ちかね、夕食タイムです

アムステルダムコロッケ(kroket, クロケット)も名物です

ここで、ぷえまる氏、痛恨のミスをします

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CROQUEをコロッケと勘違いして注文します

 

美味しかったからヨシ!

外側はラスクのようにカリカリのパンで、中にハムとチーズがたっぷり入っています、チーズはよく伸びます

付け合わせのサラダに入ってるルッコラも美味しいです

ルッコラ好きなんですよね

初めて食べたときの衝撃よ

草からゴマの香りがする!

 

夜の街を軽く散策していたら、

FEBOというコロッケ専門店を見つけます

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ここにはコロッケの自動販売があります

コショウ強めのクリームシチューに少しひき肉が入ってる感じの味です

小腹を満たすのにちょうどいい味と大きさです