ぷえまるの旅

今のところ海外旅行をまとめる日記的存在

オランダ、アムステルダムへ!ぷえまる死す!

2019年10月25日

悪夢の日 1日目

 

何故、「1日目」とカウントがあるのか

悪夢は1日だけでは終わらないからだよ・・・

 

4日間続いたドイツ旅行を終え、今日からオランダ、アムステルダムに入ります

 

移動はICEです

ヨーロッパの鉄道には、自由席の車両指定席の車両といった区分がありません

席ごとに電光掲示版があり、それを見ることで自由席指定席かわかります

自由席の場合、何も表示されていません

指定席の場合、指定の区間が表示されています

 

私は自由席に座っていたのですが

お客「そこ指定席だからどけてね」

ワイ「え?自由席だよ?」

お客「でも予約したし」

ワイ「じゃあ予約票見せて」

お客「ほい」

ワイ  (マジで予約席やんけ・・・)

ワイ「ごめんね、どけるよ」

 

結局、ggf. freigebenと表示されている席に座りました

これは、現状自由席だけど、予約票持っている人が来たらどけてね、という席です

さっきの席がこれじゃないんか・・

 

 

コーヒー売りのお兄さんが行き来するのですが、凄く陽気でした

ドイツ語なので詳細はわかりませんが、冗談をとばして、周りのお客さんは爆笑

Sex on the beach!!とか叫んでたけど、どんな冗談だったんだろうwww

お客さんからチョコもらって、食べてるしwww

このゆる~い感じ、嫌いじゃないですねwww

 

移動時間は3時間弱なので、食堂車にチャレンジです

車両の連結部で、カゴいっぱいの瓶ビールを持ち込み、飲んだくれてる若者も居ましたが、文化の違い、文化の違い

食堂車でビールを注文

 

f:id:pue_maru:20200201223232j:plain

これですよ!これがしたかった!!

いやぁ、いいですね、ビールを飲みながら田園風景を眺める

最の高な体験です

 

ほろ酔いで、自席に戻り、20分くらいで

突然、すべての乗客が降りました

 

田舎町で全員降りることは無いでしょうし、何かトラブルがあったのだろうと、自分も降りました

 

ワイ「何があったんですか?」

駅員「線路に人が入った」

ワイ  (たぶん、飛び降り自殺の婉曲表現だな・・・)

 

代わりの電車をGoogle mapで調べ、待つことに

そしたら

??「ねぇねぇ、何があったの?」

ワイ「!?  あぁ、人が線路に入ったらしい」

??「まじかよ!どうすればいいの?」

ワイ「次の次の電車に乗れば、アムステルダムに行けるよ」

ワイ「このgoogle map見てみな」

??「なんて書いてあるかわかんないwwwwwww何人なの?」

ワイ「日本人やで」

??「日本語はわからんわ!僕はチリ人!助かったよ!ありがとう!」

ワイ  (チリってえらい遠くから来たんだなぁ、いや日本のほうが遠いのか)

ワイ「ur welcomeやで」

 

~数分後~

??「r u japanese?」

ワイ「Yes, 日本人ですか?」

??「あ~よかった日本人だ、何があったのかわかる?」

ワイ「かくかくしかじかです」

この方、40代?のAさんという方で、会社員をされているそう

有休をとり、ドイツの友人宅へ遊びに来てるが、昼間は友人が仕事のため、オランダに遊びに行く予定らしい

 

私も日本人とはまだ会ってなかったし、トラブルに巻き込まれている最中だったので心強く感じ、一緒に行動することに

 

と、いうことで別の急行電車に乗り換え

しかし、走り出して2駅ほどで、また全員の乗客が降りる!

しかも、車内の電光表示が逆方向に進路を変えてる!

これはやばいと慌てて降りる2人

 

以降のアムステルダム行の電車が全部運休に変わったため、アムステルダムの人身事故が相当なものだと察する

 

ちなみに、Twitterで検索したら、やっぱり人身事故っぽかったです

 

もう、行く手段が思いつかないため、駅員さんに聞いてみると

駅員さん「5分後の3番線に今すぐ乗って!!」

ワイら「えええええ、了解、ありがとう!」

 

最初は新幹線級に乗っていたのに、とうとう鈍行に変更

しかも、アムステルダム行の人全員が鈍行に乗ったため、ぎゅうぎゅう詰め

さらに、不運は続き、なぜか電車が動かない

隣のホームにはAmsterdam central行が何度か来るので、いろんな人が扉を開けるボタンを押すが、扉が反応しないwww

周りの人もさすがに苛立ち、、、

 

とうとう緊急レバーを引く人もwww

ちょ、それ、緊急レバーwwwって思っていると

当然、車掌さんがやってくる

みんな、向かいの電車に乗りたいんだけどと主張するが

車掌さんは諦めろの一点張り

 

20分近く閉じ込められ、ようやく出発

しかし、この鈍行、中央駅行ではなく、南駅行っぽい

雑に説明すれば、東京駅に行きたいのに池袋で降ろされる感じ

 

どうしようかGoogle mapで調べまくっていると、

Aさん「俺がお金出すから、タクシーで行こう!」

ワイ「ありがとうございます!お言葉に甘えさせていただきます!」

社会人の経済力って羨ましいです

 

 

やっと、南駅の1つとなりの駅、Amsterdam RAI駅に着きます

タクシー乗り場を探し、あ!あれタクシー乗り場じゃない?なんて言っていたところ

 

ドン!!!!!!

 

足にものすごい激痛

 

 

自転車に轢かれました

もう痛すぎて、カバンを放り投げ、その場にうずくまる

痛すぎるときって、頭を打ってなくても吐き気がするんですね・・・

 

ぶつかる直前、ブレーキ音無かったので、フルスピードで轢かれたようです

 

では、自転車を運転してた人が悪いかというと、そうではなく私が悪いんです

アムステルダム海抜0 m以下の土地も多く、平坦な道が多いです

道幅も広くはないので、自転車が凄く発達している街です

そのため、自転車優先レーンがあります

私は、それに気づかず、そこで立ち止まってしまったのです

 

しばらく、うずくまってる最中、ロキソニンを持っていることを思い出し、Aさんから水をいただき、すぐに飲みました

 

荷物をAさんに持っていただき(重ね重ねご迷惑をおかけしました)、

タクシーを待つが、全く来ない

 

結局諦めて、metroで行くことに

足を引きずりながら、駅に行き、なんとか、アムステルダム国立美術館付近にたどり着きました

 

私とAさんの目的地が違うため、Lineを交換しそこで別れることに

自転車に轢かれたのは辛いですが、こういう人との出会いも旅の醍醐味の1つですよね

ただ、悪夢の日 4日目で理由がわかりますが、諸事情でLineアカウントを作り直さざるを得なくなりました

つまり、Aさんと連絡が取れなくなってしまいました

 

もし、Aさんが、このブログを見たらご連絡いただきたいです

交換したアカウントは既読も付かないので、ご心配をおかけしたかもしれません

いくつか、このブログに書いていないことがあるので、それを照らし合わせることで本人確認とします

 

 

予定より4時間遅れでようやく宿に到着です

足のケガの写真があるのですが、完全にグロ画像なので載せられません

腫れと内出血がえぐいことになってます

ちなみにこのブログは、旅から三か月経ってから書いているのですが

まだ微妙に痛いです、完治していません

 

 

この日は本当はザーンセスカンスに行きたかったのですが、断念

宿で事情を説明し、氷をいただき、部屋で冷やしていると

同室の人が入ってきて一言

Oh......

もう一度自転車に轢かれたことを説明すると

同室の人「お気の毒に・・・」

ワイ「ちなみに、どこから来たの?旅行の目的は?」

同室の人「ドイツから来たよ、目的は飾り窓だよ!!」

ワイ「oh...good luck...」

 

この飾り窓の意味は次の次の日記で説明します

この同室の方、昼間は部屋で寝て、23時くらいになると、いそいそと着替えて出発していました

Good luck...

 

 

この日は動きたくなかったのですが、ハイネケンエクスペリエンスを予約していたため、足を引きずりながら現地へ

f:id:pue_maru:20200201224617j:plain

ハイネケンはみなさんご存じ、緑色の缶のビールです

ここはビール工場見学+ちょっとしたアトラクションのある施設です

 

予約の時間まですこしあったため、近くにある出店で揚げパンを買いました

もちもちで柔らかなドーナツにアップルクリームが入っていて、

これが、結構美味い

 

そうこうしているうちに予約の時間です

最初はハイネケン社の歴史を見ていきます

昔のガラス製の蒸留装置や、昔のデザインのビール瓶などが展示されています

ロゴも結構変わっているんですね~

 

f:id:pue_maru:20200201225030j:plain

ビールの主な原料である水、大麦、ホップ、酵母とかも見学します

醸造用の装置なども見学できます

 

あと、面白かったのが、醗酵前の液体です

水と大麦を混ぜ、加熱し、ろ過したものです

味は薄い水あめです

そりゃそうかと、麦芽糖だもんね

麦芽糖ってもうって書いてあるし

 

続いて、広めの部屋に入ります

4Dアトラクションになっていて、自分がビールになった感じで出荷されるまでの映像を楽しみます

床を揺らす工夫もされており、結構テンションあがります

 

4Dのアトラクションを2つ終えると、ビールをいただけます

店員さんが、美味しいビールの飲み方を教えてくれます

1. 光を透かせて、色を見ます

2. 泡を見ます

3. 香りを楽しみます

4. 乾杯!!

みんなで一斉に乾杯して飲むので結構楽しいです

 

このあとは、記念撮影コーナーや、ミニゲームコーナーがありますが、一人旅だとちょっとアレなので、ざーっと眺めるだけにして・・・

 

この後に広い部屋でビールをみんなでワイワイ楽しむ部屋があります

ワイはぼっちでしたがね

歩き方おかしいしね、変な人に見えるよね・・・

 

美味しいビールの注ぎ方講習会もやっていました

1. グラスを洗浄(下から水が噴き出る

2. 水気を払う

3. ビールを線まで注いで

4. 溢れた泡をすりきる

5. 提供

 

酒場で提供されるビールは大抵この作り方です

注目すべきは4番

泡をわざと溢して、すり切って提供なので、グラスがべとべとですwww

でも、液体はぴったり線まで入れるので、個体差が少ないみたいです

 

 

ハイネケンエクスペリエンスを後にして、夕飯です

行きたいレストランがあったのですが、足がいたいので、近場で適当に済ませることに

結果、ブリトーを食べました

これが異常に辛くて、ひーひー言いながら食べました