ぷえまるの旅

今のところ海外旅行をまとめる日記的存在

ブリュッセル散策で、最大の悲劇が

2019年10月29日

悪夢の日 4日目

 

4日目ですね

自転車に轢かれたのも大きな事件ですが

この日、とうとうガチの事件に巻き込まれます

 

前日はグランプラス方面を散策したので、

今日は中央駅方面を散策します

 

まずはサン・ミッシェル大聖堂

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大聖堂はでっっかいですね

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サン・ミッシェル大聖堂に限らず、

ベルギーの教会にある石像は、金色の道具を持っていることが多いです

そして、真ん中に黒い木像(?)があることが多いです

教会の見た目や内部に国ごとの特色がある気がします

 

 

続いて王宮

王宮の前にある公園が広いです

1辺300 m以上はあると思います

 

紅葉と噴水が綺麗だったので撮影

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そして、王宮はこちら

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国王がベルギー国内に居るときは旗が立っているらしいです

この日は国内にいらっしゃったんですね

 

 

楽器博物館や王立博物館を横目に通り過ぎ

ノートルダム・デュ・サブロン教会に来ました

ステンドグラスが綺麗な教会です

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偶然、柱にステンドグラスを透過した光が当たっていて、幻想的でした

 

 

ただ、少し違和感

ワイ、ステンドグラスとか絵画とかへの感情が麻痺してきてる?

この旅行、この類を大量に見てるので、

ぶっちゃけ、感動が薄れてきます・・・

 

贅沢な麻痺ですね

旅は2週間くらいがちょうどいいと感じた理由はこれです

旅の色んなものに慣れてきて、感動が薄れていく自分が嫌になります

1~2週間くらいが、常に陽気でいられる限界かもしれないですね

個人差あれども

 

 

最高裁判所の前が少し広場になっていて

観覧車もあります

メンテナンス中だったのか、凄い勢いで回転してましたが

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ここからの眺めもそれなりに綺麗です

観覧車乗ったら、もっと絶景が見れたかもしれません

 

 

続いて、芸術の丘

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庭園って綺麗ですよね

近くの教会(?)の鐘が鳴り響いていて、心が澄んでいきます

 

 

グランプラス方面に戻って、

まだあの像を触ってなかったな~と探しに行きます

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セルクラース像です

伝説はうろ覚えですが、

ブリュッセルが悪者に支配されかけたとき、

セルクラースさんが、悪者の居城を右手一本で登り

悪者の旗をへし折ったから英雄らしいです

 

と、いうことで右手に触ると幸せになれるそうです

 

 

続いて、ギャルリ・サンテュベール

こちらは、高級ショップが並ぶアーケードです

ここの入り口付近で若者2人組が

サックス等の金管楽器路上ライブをしてました

これが凄く上手で、また盛り上げ上手

周りに人がかなり集まっていました

曲と曲の合間に寄付したとき、こちらをチラッと見てきてニッコリ

惚れてまうやろーーーーー

 

 

 

予定より時間が余ったので、アトミウに行こうと決心します

地下鉄の乗り方を調べていませんでしたが、

なんとなくで行けるくらいには経験値が溜まったようです

 

で、アトミウ

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体心立方格子!!!
鉄の結晶構造をモデルにしています

1958年のブリュッセル万博時に建てられたモニュメントです

 

中にも入りました

この球体間をエスカレーターやエレベーターで移動できます

展示物は、万博のポスターや万博の建築物のミニチュア、核技術の平和的利用などが多いです

最上階に行きたかったのですが、エレベーターは1つで凄まじい行列になってたため、諦めました_(:3」∠)_

 

 

夕食はとある魚介類系立ち飲みバーで食べたかったのですが

メニューが全部オランダ語(フランス語だったかな?)

ちょっと冒険する気にもなれず

別のお店を探します

 

すると

??「日本人ですか??私サムライ!!来て!こっち来て!!」

とめっちゃ客引きされます

小便少女付近の通りはレストランが多いのですが

ぼったくりのお店も多いらしく

ちょっと食べただけで1万円以上とられるらしいです

 

変な冒険はしないほうがいいなと思い、昨日と同じお店(ムール貝のお店)へ

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今日は牛肉のビール煮込みです

これもブリュッセル名物らしいです

ビールっぽいわずかな苦み(辛味?)があり、コショウで風味が整えられています

肉も結構柔らかくなっていて、美味しかったです

ビーフシチューに近いですね

 

 

お土産を一切買ってなかったため、いろいろ探します

やっぱり一番はチョコレートですね

ゴディバブリュッセルに本店があり、有名なブランドですが

日本でも買おうと思えば買えるのでスルーで

結局、ガレーノイハウスレオニダスのチョコレートを味比べできるように買いました

どのお店も普通に美味しかったですね(味比べとは

一応、日本に店舗が無く(少なく)、ベルギーの王室ご用達のブランドのはずです

 

 

ヨーロッパのお土産屋は「接客」が少ない気がしますが(私はそのほうが好き

チョコレート屋さんだけは例外で、激戦区のためか

もうグイグイと商品斡旋されます

 

 

 

今日のお酒はシメイビールです

シメイビールは日本でもスーパーにおいてあります

修道院で作られるため、修道院ビールとも呼ばれています

度数が9度と高く、苦みも強い独特なビールです

 

 

 

さて、最大の悪夢到来です

お土産を買い、ビールも飲んで、ライトアップされたグランプラスなどを散策してから宿に戻ります

街歩きにはGoogle mapが非常に便利で、

これさえあれば、滅多に迷子になりません

と、いうことで、この旅ではよく歩きスマホをしていたのですが

それが良くなかった

 

突然後ろから

 

グイッッ!!!

 

手に持っていたスマホ無理やり盗まれました

犯人は黒い服でフードを被っていて、バランススクーターというのでしょうか

セグウェイの持ち手がなく、足を載せる台とタイヤだけのやつに乗っていました

改造しているのか、急加速して逃げていきました

 

ぷえまる氏は昔、短距離も早い系長距離ランナーだったので

本気を出せれば追いつけたでしょう

でも、足は怪我をしています

そう、アムステルダムで自転車に轢かれたからね!

走れない!!

 

あーワイのスマホが遠ざかってく(´;ω;`)

と見送ることしかできない

 

しかも、取り出しやすいように、スマホカバーにクレジットカードも入れていたため、凄く焦る

これはやばい!!!

 

 

宿から100 mくらいの場所だったので、とりあえず、宿へ

ワイ「スマホとクレカ盗まれた!クレカ停止したいから電話貸してください!」

受付「申し訳ないけど、国際電話かけれないの・・・」

受付「まずは警察に行っておいで、地図あげるから、警察の場所は」

受付「・・・覚えてないけど、たぶんここらへん!!」

ワイ「ありがとうございます!!!」

 

色々各種書類が必要だと思い、一旦部屋に戻ったとき

ワイ「スマホ盗まれた!最悪!」

同室の人「お気の毒に・・・」

ワイ「くそが!まじかよ!」

ワイ「最悪だ!Have a nice day!!!じゃあね!!」

同室の人「wwwwwwwwwwwww」

 

 

警察の位置はグランプラス方面で600 mほど先です

足を引きずりながら急いで向かいます

でも、正確な位置がわからない

早くクレカ停止したいのに!

そこらへんにいる地元の方っぽい人にかたっぱしから

ワイ「警察はどこ!?!?盗まれた!!」

って聞きまくります、パニック状態ですね

そしたら、

おじいちゃん「そこを左に曲がって、少し行って、また左に曲がればあるよ」

ワイ「ありがとう!!!」

 

無い

 

付近を探した結果

 

おじいちゃん、左の左じゃなくて左の右だよ!!!

 

まぁ、あっちは100%善意だからね!ありがたいけどね!!

 

 

中で、盗まれた場所、時間、犯人の特徴、自分のスマホの特徴などを告げます

そのあと、盗難届を記入します

見慣れない英単語だらけですが・・・

私はiPhoneユーザーなのですが、iPhoneを探すをOFFにしてたので、役に立たず・・・

海外旅行に行くときはONにしとけばよかったと後悔しました

 

30分以上待ったあと、再び犯人の特徴や盗まれた場所に関する質問を受けます

ただ、自分のListening, Speaking能力の低さに悲しくなります

全然聞き取れず、何度も聞き返したり、

Thiefなどの単語が出てこなくて、犯人のことをenemyと呼んだり

後半には、警察官も何言ってんだこいつ・・・(-ω-;)とあきれ顔

申し訳なさが・・・

 

電話を貸してほしいと頼みますが、警察では貸してないと断られます

公共機関で借りれないなら、もうどうしろと!!!

警察に、スマホを諦めるべきか聞くと、もう諦めろと言われ

盗難の証明書を発行してもらいました

 

英語力って大事ですね・・・大変ご迷惑をおかけしました

 

 

さて、宿に戻ります

ワイ「公衆電話はありますか?」

受付「ブリュッセルでは5年前に全部撤廃したの」

ワイ  (なんてこったい!!!)

ワイ「じゃあ駅に行ったら電話あるかな?」

受付「もう23時だよ、誰もいないよ」

ワイ、絶望

 

クレカ会社への直接の連絡を諦め、親に繋がらないか考え始めます

しかし、両親はSkypefacebookを使っていません

Line垢はありますが、ヨーロッパではメジャーでない

宿のパソコンにLineをダウンロードして良いか聞き、承諾を得たのでダウソ

でも、私はLineに自分の電話番号を登録してないのでログインできない

というか、ログインに必要な確認番号盗まれたスマホに表示されているため、やっぱりログインできない

 

受付の方が優しくて、個人用のスマホにLineをダウンロードしてくれました

しかし、親はIDから検索を拒否に設定しているため表示されません

 

 

結局、宿のPCから大学のメールにログインし

親にメール

しかし、送信できない

そうだ、親はいたずらメール対策でパソコンからのメールを着拒していた・・・

スマホが無い時代に使っていたyahoo垢に入り、返信という形でメール

日本は早朝5時だったため、ワンチャン親なら起きているのではないかと

 

宿のパソコンは日本語入力に対応していなかったので、ローマ字で送信

すると、奇跡的に親が起きていて、返信がきました!

でも、全部ローマ字だったので、本人か疑っている様子

とりあえず、私と親が共通で知っている事項を列挙して信じてもらうことに

 

受付の方から、こっちから国際電話はかけれないが、日本からかけることはできるよと教えてもらう

メールで宿の電話番号を教え、親から電話をかけてもらうことに

 

やっと繋がった!!!

スマホを盗まれてから4時間経って、やっと親と連絡がつきました

親にSIMカードとクレカの停止保険の代理手続きをお願いし、

とりあえずひと段落

 

 

結果的に、スマホとクレカを盗まれましたが、今のところ個人情報や金銭的な二次被害はありません

出国直前にスマホのバックアップを取っていたため、被害は軽いです

しかし、旅の写真アムステルダム行きの電車で出会ったAさんの連絡先は消えました

 

写真の多くはデジカメで撮影していて助かった

iPhoneだけだと、思い出すらも消えてしまうところでした

 

iCloudによる写真の同期iPhoneを探すは大事なんだなと骨身に染みて理解しました

 

と、いうことで、ヨーロッパ周遊旅行で起きた4大悪夢はこれで全部です

・人身事故で電車が止まり、鬼のような乗り継ぎを経て、自転車に轢かれる

・嫌がらせか、スリッパと保湿剤が消える

・新幹線が走る線路を間違える

スマホとクレカを盗まれる

これらを2週間で経験した人は私だけじゃないでしょうかwww

 

 

明日からはパリ編が始まりますが、

もうこれ以上の悪夢はありません

 

これ以上の悪夢ってテロに巻き込まれる飛行機が落ちる

生きて帰ってこれないタイプしか残ってないですね

 

さて、残り4日間

ぷえまるはスマホ無しパリを生き延びられるのでしょうか

こうご期待!!