ぷえまるの旅

今のところ海外旅行をまとめる日記的存在

ミラノ!寒い!

2019年12月某日

 

今回乗った飛行機も、ヨーロッパ周遊時と同様に中国国際航空です

羽田発、北京経由、ミラノ着です

 

北京国際空港も慣れているので、困ることもなく無事通過です

団体行動となるため、要所要所で立ち止まりますが

安全のためには重要なことです

 

北京からミラノへのロングフライトのとき、席が空いていました

席を移動して寝っ転がる人も多く、その手があったかと

飛行機は指定席で予約しますが、実際は席なんて気にされません(当然ビジネスとかは除く)

空いてる席に移動して寝っ転がれるなら絶対そのほうが楽ですね

 

ミラノに到着です

入国審査は顔パスでした

日本かつ団体だと信用度が高いんですかね

 

預け荷物を受け取った後、荷物整理の時間をもらいました

この時間を活用して、防寒装備に着替えます

ミラノの予報は雪で、気温もかなり低めです

ヒートテック上下、厚手の服、ダウンジャケットで挑みます

 

空港からミラノの街まではバスで移動します

イタリアは数年前(?)から、観光バスが市街地で停車することを禁止したらしいです

観光バスが多すぎて、市街地が渋滞し、かつ景観が悪くなることを嫌ったみたいです

とは言え、到着したのはスフォルツェスコ城

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結構市街地から近いです

 

 

添乗員「ここからツアーガイドの説明を聞きながら中心地まで行けます、ツアーガイドは任意です」

とのことなので

単独行動

 

他のツアー客はガイドに行きますが、我々は行きたい場所が決まってるので単独行動しました

 

さて、まずはドゥオモを見に行きます

ドゥオモは、ほぼ大聖堂の意です

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まだら模様がいいですね

ベージュっぽい、貝殻のような色合いに柔らかい印象を受けます

 

また、クリスマスシーズンなので、ツリーもありました!

クリスマスシーズンは良いですね!

ツリーがいたるところにあり、街は電飾で光輝き

クリスマスマーケットも開催されています

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街も少し浮かれ気味な感じが、また良いです

 

このドゥオモは上ることができ、展望台みたいになっています

と、いうことで、ツアーには無いのですが、チケットを買いに行きます

 

 

店員「今日はチケットを販売していないよ」

ワイ「なんで?」

店員「わからない」

ワイ「後でまた来れば買える?」

店員「たぶん今日は売らないと思う」

 

しょんもり(´;ω;`)

 

他の店員さんにも聞いてみましたが、今日はチケットを販売しないようです

しかも、誰も理由を教えてくれない

なぜなんや・・・

 

気を取り直してガッレリアに行きます

正式名称はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

口が回りませんね

十字型のアーケードのショッピング街です

面白いのは中央

上を見上げると4枚のフレスコ画があります

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これらはそれぞれアメリカ、中国、アフリカ、北ヨーロッパを示しているらしいです

ミラノから見た東西南北ですね

 

さらに下にはタイルで絵柄が描かれています

その中でも、牛さんの絵柄があるのですが

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牛さんの玉袋を踏みつけながら回転することで幸せが訪れるらしいです

 

牛さん・・・(´;ω;`)

 

でも、踏みながら回りました

私の幸福のために、牛さんのタマタマは犠牲となったのだ

 

面白いことに、みんな同じことをするので、

タマタマの場所だけ陥没していますwww

オーバーキルwww

 

 

次はサンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会に行きたいのですが

まだ時間的に開いていません

先ほどのドゥオモ、上には行けないですが、中は入れるようです

と、いうことで、チケットを購入し中へ

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懺悔室がありました

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ヨーロッパ周遊中、懺悔室を見つけられなかったのですが、

ミラノで発見

懺悔室を見るとネギまの懺悔の回を思い出します

あのテンポの良さ大好きですww

呪殺するぞ、即席ホルスタインwww

 

 

まだサンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会(長いな)は開きません

そして寒い

想像以上に寒い

傘を差しているのですが、手がかじかんで死にそうです

親もテンション下がって口数が減ってきました

 

お土産屋さんで暖まりながら時間を潰すことに

時間を潰したからにはお土産買いたいのですが

初日に買い込んでしまうと移動が大変なので、我慢

 

 

ようやくサンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会です

入り口がわからず、何か所か店員さんに聞きながら到着です

中がこちら

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まぁ、それなりに奥行のある普通の教会ですよね?

 

横から見ると、こちら 

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そう、だまし絵なんです

正面に立つと、クーポラ(上の半球状の穴)から奥行があるように見えますが

実際にはほぼ壁です

これ製作者さん、凄いですよね

正面から何度もチェックしながら描いたのか

空間認識能力がずば抜けてて、特にチェックせずに描きぬいたのか

どちらにしても凄い

 

ミラノにはスカラ座といって、オペラ座を彷彿とさせる劇場がありますが

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うーん、特に感想が浮かんでこない・・・

 

 

このあと、添乗員さんおすすめのレストランに行きましたが

生憎、全席予約で埋まってました

ミラノ風ドリアミラノ風カツレツを食べたかったのですが、仕方がありません

別のお店に入ってパスタを食べました

 

トマトソースのパスタを注文しましたが

酸っぱい

日本のトマトは甘みの強いものが好まれますが

イタリアは酸味の強いものが一般的みたいです

最初はびっくりしましたが、これはこれで美味しいです

 

次の目的地に行く道中で、コーヒー屋さんに入りました

お目当ては

エスプレッソ

 

特に前知識を入れずに注文したのですが 

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小さい!

右下にある小さいカップエスプレッソ

隣の普通のカップカプチーノ

本場のエスプレッソって数十 mLくらいで提供されるのですね

そして、凄く濃い

まぁ濃いのは知っていたのですが

えぐみや渋みは少ないので飲みやすいです

コーヒー大好き人間としては良い経験ができました

 

歩いてて思うのですが、イタリアは無料のトイレが少ないですね

と、いうかほぼ無いといっても過言じゃないです

1ユーロ払ってトイレを使わせてもらうか、

さっきみたいなコーヒー屋さんで注文後に使わせてもらうことが多いです

 

 

さて、お次は大きく移動して

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です

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何故イタリアの教会って名前が長いのでしょうか・・・

そして噛まずに言えなさそう

 

この教会は最後の晩餐がある教会です

ツアーにはありませんが、こちらも個人手配しました

HPからの予約は、予約開始と同時に売り切れるほど人気らしく

正規ルートで予約できなかった場合、代理店を経由します

しかし、値段が正規の倍以上するんですよね・・・

(これ、普通に転売じゃん・・・)と思いながらも、見るためには予約するしかありません

イタリアの代理店と通じている日本の個人事業主(?)にメールし、手配してもらいました

ざっと調べた感じ、そこが一番安かったです

 

最後の晩餐は、フレスコ画ではなく、壁に顔料を塗っているため劣化が早いです

そのため、最後の晩餐の部屋に入れる人数と時間が厳しく管理されています

また、当然ですがビデオもフラッシュも大声も禁止です

普通の撮影だけ許可されています

さて、最後の晩餐はこちら

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誰しも一度は見たことがあるでしょう

この絵は色々と事実や都市伝説がありますが、

それを列挙するだけでも、ブログ1つ分になるため割愛します

 

1つだけ、真ん中下側がおよそ四角く切り取られています

元々ここにも絵があり、キリストの足が描かれていたのですが

扉を付けるためにぶち抜かれました

世界的名画になんてことを

 

 

 

さて、ドゥオモ方面へ戻ります

本当はレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館(長いっ)にも行きたかったのですが

時間的にも体力的にも厳しかったので断念しました

2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチ没後500周年なのですが

この日は最終的に20 km近く歩いていて体力の限界でした

 

と、いうことで移動は地下鉄

地下鉄、バス、路面電車共通券で1.5ユーロ90分有効です

こういうシステム便利ですよねー

 

夜のドゥオモを撮影

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さて、イタリアに来たからにはパニーニが食べたいです

たぶんイタリアではパンに何かを挟んでいたら全部パニーニな気がします

サンドイッチ的存在ですかね

ルイーニというパニーニ屋でイチジクジャム入りのパニーニを注文しました

パンはスコーンっぽくて美味しかったです

 

そして夕飯は向かいにあるスポンティーミラノ風ピザを食べます

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でかい!!!

確か一切れ350 gだか400 gだかあります

ミラノ風ピザの特徴は、生地が厚く、甘みのないパンケーキみたいな感じです

元々円状に焼き上がったものを豪快にぶつ切りにして提供されます

比較対象が無いのでわかりにくいですが、手よりも普通に大きいです

申し訳ないことに食べきれませんでしたが、めちゃくちゃ美味しかったです

 

 

集合場所のスフォルツェスコ城に戻る最中にマロングラッセを購入しました

ジョバンニ・ガッリ創業100年のマロングラッセさんです

創業当初から作り方は変えておらず、砂糖・バニラ・栗以外を使用していないです

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コーヒーやお茶と一緒に食べたら至福の時を味わえます

チョコレートコーティングされたマロングラッセ(右端)もありますが、

私には甘すぎたので、普通タイプがおすすめです

 

 

バスに乗って宿へ向かいます

 ヨーロッパ周遊はドミトリーでしたが、

この旅は日本の某有名旅行代理店を通しているので普通にホテルです

基本、シングルベッドが小さいです

日本人はまだしも、体格の大きい欧米人ははみ出そうですね

 

添乗員「少し離れたところにスーパーがあります、夜間の外出が心配だなって方はご一緒するのでお申し付けください」

ワイら、単独行動

果物を買って、ホテルの部屋で食べました

 

量り売りのシステムが日本とは少し違います

日本は予め重さが量ってあり、それに応じた値札が貼ってありますが

イタリアでは、商品を袋に好きなだけ入れて、自分で重さを量り、商品に対応した番号を押すと、値札シールが出てくるので、それを袋に貼ります

オーストラリアでも同じシステムだったので、海外はこっちが一般的なのでしょうかね